広告運用者の年収は?現役広告運用者の年収も大公開

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※この記事にはPRを含む場合があります。

広告運用のスキルは市場価値が高いって聞いたけど、実際年収はどうなの?

こんなお悩みについて徹底解説していきます!

✅本記事の内容
  • 広告運用の仕事内容
  • 広告運用者の年収
  • 広告運用者の年収を引き上げる方法

本記事を書いている私はWebマーケター6年目です。これまで50社以上の広告運用に携わってきました。
今はフリーランスとして活動していますが、過去に会社勤めしていた経験もあるため、双方の観点から解説していきます。

参考にしてほしい人
  • 広告運用に挑戦したいと考えている人
  • 広告運用者の年収が気になっている人

このような方にとって、参考になると思います!

目次

広告運用の仕事内容は?

Web広告運用の仕事は、以下の通りです。

広告運用の仕事内容
  • 戦略設計
  • 広告アカウントの設計、広告入稿
  • データ分析、仮設立て
  • 改善実施、仮説の検証
  • クライアント対応(結果報告)

簡単にまとめると、PDCAサイクルを回しながらWeb広告を運用してパフォーマンスを最大化させること。

PDCAとは、計画から改善までを1つのサイクルとして行い、効率化を目指します。
┗Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)

それぞれについて、以下で詳しく解説します!

戦略設計

予算・目標を元に、広告運用全体の戦略設計を考える工程です。
戦略設計として、以下のような項目を考えます。

考える項目(一例)
  • ターゲット層
  • 広告媒体
  • 広告内容

例えば、若者向けのメンズスニーカーショップの集客をする場合

・ターゲット層:20代前半、男子大学生
・広告媒体:Instagram広告
・広告内容:ショップの世界観が伝わるような、イケてる動画広告
※実際にはもっと具体的かつ細かく設計します。

全体の戦略を考える上で、商品やサービスについてのリサーチやクライアントへの質問も欠かせないタスクです。

戦略設計がイマイチだと、「売れない広告」になってしまう為、最も重要な工程になります。

広告アカウントの設定、広告入稿

全体設計で考えた内容を、実際に広告管理画面上で設定・入稿していきます。
ざっくりの流れとしては以下の通りです。

広告運用の仕事内容
  • 広告アカウントの開設(SNSアカウントを作る時のイメージ)
  • アカウントの設定(1日に使う予算額や配信先の設定など)
  • 広告入稿(動画やバナーの素材をもとに、広告文を考案し、入稿する)
  • 計測タグの設定(広告経由で商品が購入してもらえたかを計測するもの
  • 配信開始開始

基本的にはデザイナーと連携しながら進めることが一般的。
デザイナーに動画やバナーを制作してもらい、その素材をもとに、広告管理画面上で設定していくイメージです。

データ分析、仮設立て

目標数値と配信結果を比べて、どこが悪かったのかを洗い出し、改善に向けて仮説を立てる段階です。
例えば以下のような項目を分析していきます。

分析項目の一例
  • 性別ごとの反応はどうか
  • 年齢ごとの反応はどうか
  • どの時間帯で商品が売れているか
  • どの広告のクリック率が良いか逆に低い広告は何か
  • スマートフォンとパソコンでは、どちらの反応が良いか


それぞれ細かく分析をし、仮説を立て、改善策を実行していきます。

クライアント対応(結果報告)

クライアントに向けて、以下のような項目を共有するレポートを作成する業務です。

報告内容の一例
  • 数値結果
  • 考察(なぜ今回の結果になったのか、原因はなにか)
  • 改善策の提示

聞き手が納得できるように、分かりやすく情報をまとめて、報告するスキルが欠かせません。

また、報告する際のコミュニケーションの取り方次第で、クライアントと信頼関係が左右されます。

広告の成果が悪くても、クライアントとの信頼関係が強固であれば、案件解約に繋がる可能性が大幅に下がります。

つまり、広告運用者として「コミュニケーション能力」も重要なスキルになるでしょう。

広告運用者の年収は?

業界の平均値と私が会社員として働いていた時の実際の年収を踏まえてそれぞれ解説していきます。

広告運用者の年収(業界平均)

広告運用に従事している人はご存知の方も多いかもしれませんが、Web担当者Forumさんが調査した広告運用者の年次別平均年収は以下の通りです。

スクロールできます
年数平均年収
未経験~2年未満520万円
2年~5年未満550万円
5年~10年未満750万円
10年~916万円
参照元:Web担当者Forum

日本の平均年収が約450万円と言われているので、それと比べると広告運用者の給与水準は高めと言えそうですね。

広告運用者の年収(著者の実体験)

前提として、私は24歳の時に未経験で広告運用業界に転職し、合計で約4年間、2社を経験しました。

その時の年収はおおよそ以下の通りです。

スクロールできます
年数年収
1年目約350万円
2年目約400万円
3年目約500万円
4年目約600万円

それぞれ年次ごとにどういった経緯で年収が増えたか簡単に補足します。

2年目:1年目の実績が評価され、2年目からチームリーダーになり昇給。

3年目:大手広告代理店に転職し昇給。(1社目は200名規模の会社に勤めていました。)

4年目:担当する業務領域の幅が広がり昇給。

2社目は残業手当がしっかり支給される会社だった為、その点も年収が引き上がった理由の一つです。

業界の平均値と比べると、スタートは低めの給与水準でしたが、転職が成功し大きく給与UPしました。

広告運用はブラックな働き方を求められる会社も多いので、良い会社を見極めるのが重要です。転職掲示板の活用は必須ですね!

広告運用で年収を上げるには?

広告運用業界で年収を引き上げる方法について、私の実体験も踏まえて紹介します。

広告運用業界で年収UPを狙う方法
  • 実績を作り、業務領域を広げる
  • 転職を狙う
  • フリーランスとして独立する


それぞれ解説していきます。

実績を作り、業務領域を広げる

広告運用者としての実績を作り、管理職や業務領域を広げられるポジションに就けると年収UPを狙いやすいです。

私が未経験から広告代理店に入社して、昇給に至った流れは以下の通り。

未経験から広告運用業界に転職し昇給した流れ
  • 広告運用の作業者として未経験で入社(200名程の企業)
  • 広告運用者としての成功事例を作る
  • 予算額の大きい案件を振られる
  • 広告運用+クライアントとの折衝も任せられる
  • チームリーダーに着任

小さな事例でも良いので、まずは成功事例を作ることに全力を尽くしましょう。

転職を狙う

昇給のルールは会社に依存するため、どんなに努力しても大きな昇給が見込めない場合は転職を視野に入れるのも一つです。

同じ広告運用者のポジションでも、会社によって給与水準が異なるケースは多々あります。

以下は広告代理店別の平均年収の一覧です。

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会社名平均平均年齢
電通グループ1,169万円40.9歳
博報堂DYホールディングス1,079万円43.6歳
サイバーエージェント734万円33.2歳
株式会社デジタルホールディングス693万円39.1歳
デジタルガレージ637万円31.5歳
バリューコマース600万円35.7歳
セプテーニ・ホールディングス597万円35歳
フィードフォース587万円31.4歳
アドウェイズ581万円31.9歳
デジマ―ジョブ

やはり大手企業に転職することができれば、年収UPを狙える可能性は高いです。

私も大手広告代理店に転職して年収UPを実現できました。
転職で成功する為にも、成功体験を作っておくことが重要ですね。

フリーランスとして独立する

広告運用者としても実績を作ることができれば、フリーランスとして独立し収入を引き上げることも可能になります。

フリーランスの場合、保証された収入がないリスクはもちろんありますが、自分の努力次第で収入は青天井です。

また、広告運用は長期的に依頼してもらえるケースが多い為、他の業種と比べて独立後に安定しやすい側面もあります。

けど、案件獲得するのに自分で営業するのは難しそう…

と思われる方もいるかもしれませんが安心してください。案件を紹介してくれるサービスもあるんです。

広告運用の案件を多く保有していて、お勧めなのはITプロパートナーズ

週2~3日の稼働でもOKな案件も存在しているため、気になる方は一度覗いてみてくださいね。

未経験から広告運用にチャレンジするには?

広告運用の全体像は理解できたけど、未経験からでもチャレンジできる?

という方へ向けて、2つの方法を紹介します!

・未経験OKの求人にチャレンジする
スクールでスキルを習得する

それぞれ解説していきます!

未経験OKの求人に応募する

まずは転職エージェントに相談をして、求人情報を確認してみるのがお勧めです!

Web広告代理店で働いている人は市場価値が高い方が多く、転職や独立が活発で人の流動が激しいです。
そのため、タイミングによっては、未経験OKの求人が掲載されていることも珍しくありません。

未経験OKの求人に挑戦するメリット/デメリットは下記の通りです。

メリット
  • 稼ぎながらスキルも磨ける
  • 実践で経験でき成長スピードが早い
  • 様々なジャンルの案件に携わることができる
デメリット
  • 能動的に動けないと、良い仕事は任せてもらえない
  • ハードワークが想定される(仕事に慣れれば調整可能)

広告運用の職種で求人を探すなら以下のエージェントがお勧めです!

おすすめ転職エージェント

スクールでスキルを習得する

スクールで学ぶ一番のメリットは、現役のWebマーケターから教われることです。

また転職サポートが含まれているスクールもあるため、現状のスキルでは転職が難しい人にとっては大きなメリットになります。

メリット
  • 現役講師が教えてくれるため、未経験でも学びやすい
  • 転職が狙いやすい
  • 同じ境遇の人とも繋がれる為、切磋琢磨できる
デメリット
  • お金がかかる

着実にスキルを身につけてから、広告運用にチャレンジしたい人はスクールで習得するのがお勧め!

お勧めのスクールは下記記事で紹介しているので、気になる方は参考にしてみてください。

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